作品のサイズに合わせて額を額装するとは?額選びのポイント

よく、お客様のご質問が多いのは、作品サイズに合う額をお探しのお客様が多いいですが基本的に作品サイズのピッタリした額はないです。(ポスター額とかOA額のピッタリサイズもありますが・・・)
では、どうするかと言うとマットを使用し額と作品の間のスペースを埋めます。
そうする事によってより一層作品が際立ちます。


デッサン額は画用紙や写真などの薄いものを額装するのに適しています。

厚みのあるものには向いていませんが、逆に薄ければ大体の作品は額装できます。
(水彩画やポスター、写真、あまり凹凸のない刺繍など)

素材やデザインは様々で樹脂や木製、アルミ製もあります。
①フレーム、②ガラス(アクリル)、③裏板
の構造になっておりガラスと裏板の間に絵を入れます。

大体の場合、マットと呼ばれる厚さ2㎜ほどの中抜きした台紙をアクリルと絵の間に挟みます。
これは絵とアクリルを密着させないためと見栄えを良くするための物で、油彩額などの入れ子と同様の役割を果たしています。
特に写真の場合はアクリルとの癒着を防ぐためにマットが必要です。

↓横から見たときの額縁

デッサン額の構造

↓額に入っている物

デッサン額の中

 

↓額装した時の見え方

額装した時

 

↓額縁ページに使われている画像です。

額縁ページの画像

 

 

この数字を上の額縁の横から見た図に入れると


となります。


額縁ページではデッサン額のサイズは、「インチ」や「小全紙」などと表記しています。サイズ感が難しい方はこちらを参考にしてください。

額のサイズ

額縁のサイズの名前

額縁の内側のサイズ(作品を入れることが出来る最大のサイズ)

インチ255×203mm
八ツ切303×242mm
太子379×288mm
四つ切424×348mm
大衣509×394mm
半切545×424mm
三三606×455mm
小全紙660×509mm
大全紙727×545mm

 

 

★額縁ちょうどのサイズの作品でなくても、大きいサイズの額縁にマットで埋めれば作品を入れることが出来ます。
★マットを被せる幅で見え方が変わります。マットの印象を薄くするには作品に似た色で細目のマットを入れ、逆にマットを太くすれば派手になります。
額縁・マット・作品で三段階のコントラストがあると綺麗に統一感があるように見えます。
★マットのカットは、実際に作品をお店に持ち込んでもらえるとミスなく額装する事が出来ますのでお気軽にご相談ください。